チャットレディの確定申告で注意すること
確定申告が初めての方でも失敗しないために
特に重要なポイントをまとめてみました。
按分について
家賃や光熱費(ネット代含む)などはプライベートでの使用がある場合家事按分をする必要があります。
基本的に50%以上が仕事で使用されていることが前提になります。
領収書について
確定申告をし経費計上する際は領収書、レシートの保管をする必要があります。
また昔はなんでもレシートではなく領収書を別で発行しているイメージがありましたが品目・用途がわかりにくいものは経費として認められない場合があるため、できる限りレシート明細で保管し経費計算を行いましょう。
多くのものを明細のない領収書を使い経費計上していると指摘を受ける可能性があります。
仕事用の支払いには専用のクレジットカードを利用することでレシート管理や申告の際の計算も効率化することができます。
収入の無申告はバレますか?
チャットレディで確定申告をせずに(無申告)でお仕事をされている方は非常に多くいらっしゃいます。
税務署は納付者の銀行口座の状況を把握する権限があるため、各方面から収入の情報について調べる可能性があります。
確定申告は手間に感じる方も多いですが収入額によっては得をする部分も多くある為、しっかりと申告をすることをお勧めしています。
知らずにずっと無申告だった
無申告の状態を続けていると税務署から突然連絡が来たり、事前に収入状況やプライベートを調査し自宅に押しかけてくる場合もあります。
税務署からの調べには嘘はつかずに正しく対処することで大きなトラブルには至りませんが指摘を受ける前と後では、罰金や延滞税の金額に大きな差がある為、無申告で不安を感じている方は早急に期限後申告を行い税金の納付を行いましょう。
確定申告の際にチャットレディだと周りにバレる?
チャットレディをしていることを家族や会社にバレたくない方は確定申告の際の職業欄にチャットレディと記載せず、ITサービス業やインターネットサービス業などと記載することでチャットレディと特定されることを防ぐことができます。
また会社に副業そのものがバレないようにするためには確定申告書の『普通徴収』の項目にチェックを入れるようにしましょう。
会社にお勤めの方は会社側が従業員の代わりに税金を納めており、副業で稼いだ収益による住民税の金額も合わせて通知される仕組みになっています。
住民税の金額は前年所得によって決まり、これが会社側で本来想定される住民税よりも大きく差があると「もしかして副業をしているのではないか?」と怪しまれてしまう可能性があります。
万が一、会社側には副業がバレても本人の口から言わない限りチャットレディのお仕事と特定することは不可能です。
何かを言われた際には“友人の仕事の手伝いをした際の報酬”や“実家の手伝い”などで上手にはぐらかしましょう。